生活支援ボランティア「男塾」が
加入する南部医療本部に
「おたがいさまシート」なるものがある
地域は12ブロック、89支部に分かれていて
近所付き合いや趣味などで繋がっている
そしてこの「男塾」は
名南ブロックの名物グループとなっている
そのメンバーの多くは病気をもっている
大腸がん・肝臓がん・糖尿病での人工透析
脳梗塞で半身マヒ・・・・etc
みな普通の男たち
違うとすれば
誰かと繋がると決めた事
「おたがいさま」の気持ちでいる事
街のやさしさを感じたいこと
男だね!!
2014年9月に設立している
最初の仕事は
生協の病院から頼まれている
75才の独居男性の様子を見て・・・である
うつうつとして原因不明の痛みを訴えて
薬を欲しがる
病院では打つ手がない
この「男塾」の人がこの男性の元へ通い続ける
男性が立ち直った時
医師は
「病気は病院ではなく、地域がなおす時代だ」
と言ったそうだ
医療や介護の制度の狭間に
孤立という重い病が隠れている
最後に
記事を書き写す
草木の伐採・引っ越し・家具の移動・粗大ゴミ出し
話し相手・行方不明の猫を探す・・・・・
「おたがいさまシート」の相談の9割は
ボランティアがカバーできる
本音で語る
説教もする
男塾が支援する姿を見た近所の人から
「俺もこの家が気になっていた」
と声がかかる
そうした地域の眠った声をつないでいく
地域が壊れてしまう前に綻びを繕い
手入れをする
それは地域の健康をしたから作る物語
男塾の男たちの再生の物語でもある
ボランティアは自分の為なんですね